(屋根) 種類の解説と改善方法

雨漏りをした箇所を特定した後、その場所にあった施工方法を選定してお客様へお伝えします。

屋根の場合には既存屋根の種類によって提案する場合もありますが、大きく改善する方法も

提案する場合があります。

屋根の種類 (通常住宅や工場などによく使われるものを書いてあります)

(ア)金属屋根(横葺き、縦葺き、折板葺き、金属瓦、波板葺き)

横葺き屋根 縦葺き屋根

折板屋根 金属瓦屋根

波板屋根

この地域では代表されます金属屋根になります。それぞれに標準的な勾配が決まっていて

多くの方々が目にすると思います。色がさめ始めた際には塗装を早めに施すことができます。

現状の塗装鋼板は施工後、この地域では約10年以上は大丈夫かと思います。それだけ

昔に比べまして、素材や塗膜が丈夫になっています。

改善方法

  • 塗装(板金役物の状態を確認)
  • 葺き替え
  • 塗装+板金役物取り替え

 

(イ)着色平板スレート屋根(通称:コロニアル)

コロニアル屋根

メーカーの建物やFC店関係では多く用いられていますこの屋根ですが、

現在は改良されて問題がない状態に改善されましたが、アスベストが入った商品です。

表面に塗膜を施していますので、この材料も塗装を施すことで長持ちさせることができますが、

その塗装の時には正しい知識を持った業者にお願いしなくてはいけません。

塗装は厚く塗れば良いというわけではありません。

入った水が抜けるように屋根の構造を考えて作られています。

ですから塗装を行う際、以下の点に注意してもらう必要があります。

これを怠ると漏水の可能性があります。

塗装の縁切り

塗装縁切り DSCF1446

屋根を塗装する場合、屋根材の段差部分には塗膜により

本来必要である隙間が埋められてしまうため、塗装後乾きを見て塗料と塗料を切ることが

必要になります。

怠った事で雨漏りが起きてしまった事例も報告されています。

下地材① 下地材②

改善方法

  • 屋根全面葺き替え(鋼板製屋根が最適)
  • 塗装(屋根の状態を確認後)
  • 塗装+板金役物の取り換え

 

(ウ)スレート葺き

スレート屋根

住宅の屋根でなく、工場や倉庫の屋根に用いられるケースが多いです。

雨漏りしやすい点は経年劣化による材料表面にひび割れ、屋根材を止めつけている

ボルト類の緩みや抜け落ちた部分の穴より水が浸入するケースがほとんどです。

屋根に最初から塗装されたものがなく、最初の建築時か途中での塗装が多い。

この屋根材もアスベストが含有した商品になります。

改善方法

  • 金属屋根によるカバー工法
  • 既存屋根を撤去して金属屋根(処理費用を考えたうえで)

 

(エ)瓦屋根

瓦屋根

この地域では最も多い屋根材になります。メンテナンスに手が掛からない屋根ですが

主だったところでは、平面でなく棟や壁際などの役物部分の修繕が必要になります。

漏水の原因としては役物部分の崩れから起きるものが多いのでその部分の点検が

大切になります。屋根瓦本体のズレについてはよほどのことがない限りないと考えます。

訪問業者が屋根材にシーリングをしますが逆効果となる場合がありますので

お気をつけください。

事例写真

瓦写真① 瓦写真②

改善方法

  • 瓦屋根のずれ等を確認
  • 棟等の役物瓦を積み直しする。
  • 金属屋根への葺き直し