雨漏りの原因は!?

雨漏り110番飯田店の店長兼雨漏り診断士の宮下です!

まずは写真を見てください。
新築当初は屋根もきれいな状態だったと思いますが
経年劣化により色落ちがしています。ここでまず
考えるのが…
塗った方が良いのか葺き替えた方が良いのか?
表面の状態 屋根の表面の状態

この屋根は平板着色スレートまたは化粧スレート
(通称:コロニアル)と呼ばれている屋根です。
石綿スレート(アスベスト入)の板に着色を施して、
瓦より軽い屋根として住宅の屋根にすでに
40年以上使われています。

現在はアスベストの健康被害等の本題から
近年ではノンアスベストの屋根材になり、塗膜や
製品の厚み、製造メーカーの統合などで
商品自体が大きく変わって来ています。

さて今回の屋根ですが、すでに塗る時期を
過ぎてしまってきています。良く見るとシーリング等で
補修した現状が見えます。これは何かと言うと
割れたり雨漏りが起きた事から補修したと
考えます。

ただし(写真参照)、場所によっては塗ったら
雨漏りが起きてしまいます。これはこの屋根の
施工法や製品、水が侵入した際にどのような形で
雨水を排出する構造になっているのかを
知らない為に雨漏りにつながっているわけです。
シーリング 補修

見えにくい割れ

場合によっては鋼板の板を差し込むなどの
別の対策もありますが、シーリングは基本ダメに
なります。きちんと接着されていなかったり
延ばしたり、しごいていないと効果がありません。
悪い例

今回では書ききれませんので次回、この屋根の
構造について書いてみたいと思います。
その後、手入れの時期や塗装の方法なども
書いてみたいと思います。

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宮下板金工業有限会社

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