目次
当社のブログを検索し、毎回見に来て頂きまして
ありがとうございます。
飯田下伊那で雨漏り110番飯田店の
店長兼雨漏り診断士をしています宮下です!
1.雨漏りが起きてしまうのはなぜか?
雨漏りが起きる原因は経年劣化にて起きるものと
施工面、特に複数の取り合い(仕上がり)で
起きるもの、まだ技術の追及が途中の場所、
建物に影響を与える雨風等など原因が
一つとは限りません。
2.最近の建物での雨漏りの現状
今の新築の建物は「住宅瑕疵保責任保険」の
設計施工基準を基に施工を行う事で
雨漏りの問題は減っては来ていますが、
昔とは違った建物の考え方により雨漏りが
起きる場所も変化してきています。
3.雨漏り110番飯田店、雨漏り診断士が行う仕事
お客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に
このブログでは雨漏りが起きる危険個所や
実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく解説して
お客様にわかってもらい、雨漏りから住宅や
建物を守る為の知識の場にしたいと思います。
4.雨漏りが起きた原因の仮説を立てて
検証をして行く①
瓦屋根で雨漏りが起きる場所は、鋼板屋根でも
ありますが、
①屋根頂部、下りの棟
②壁の際
③屋根谷部
この三点が考えられます。
要は屋根にとっては急所に当たる部分と
なる場所です。修理についてもこの部分を
チェックして改善する事が良いと思います。
さて、3点以外の平部(屋根の大きな面)は
雨漏りが起きる要素が少ないと考えます。
必ずしもないとも言えない気象的な
条件は除いて…。
写真をご覧ください。
瓦屋根の継ぎ目部分にシーリングが施して
あるのがわかると思います。
本来瓦屋根でこのような事を目にする事は
ありません。必要がないからです!
確かに瓦は重ねている葺き方になるので
隙間はありますが、その隙間を超えて
入り込む雨水はないと考えます。
入ったとしても下葺材の防水紙に落ちたとして
室内までは到達しないように考えられて
います。
特に近年は施工に関するガイドラインが
瓦業界で示されています。
しかし今回のケースは何に当たるのか?
シーリングをカッターで切、除去し
瓦をめくってみると防水紙の上に
大きな雨水侵入の跡があります。
ここまでの侵入ですと室内側の天井に
大きくシミが出るのは大変な事態いです。
瓦に施されたシーリング材の意味や必要性を
考えた上で、仮説検証をして行きます。
目視で見ると途中でシーリングは止まっています。
その先を見ると瓦の重なり部分にピンポイントの
穴も見つかりました。
そこにどの程度の雨が侵入するかははっきりとは
わかりませんが、通常このような重ね部の
隙間はないと思います。
最初はこの隙間から雨水が侵入する事で
雨水が排出できない状況から防水紙側に
落ちたと考えます。
そういった事から範囲を限定してシーリング材の
除去を行い、正常な瓦施工を行った当初の
状態にしました。
お客様にはそのような説明を行い、
一度検証を行いました。
続きは②へ
お読みになって頂き、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
5.雨漏り110番飯田店が大事にしている事
雨漏りはお客様の大切な財産を傷めてしまいます。
早期に気づき、原因を調査、発見をする事で
被害を最小限にする事ができます。
ですから…
雨漏りが起きたら雨漏り診断士がいます
23-0224までお電話を!
またはお問合せボタンをクリックして下さい。
宮下板金工業有限会社
代表取締役 宮下 隆行
(雨漏り診断士 登録 22-0127)
住所 〒395-0821
長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日 毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号 0265-23-0224
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