瓦屋根の雨漏りが起きる原因は？②

当社のブログを検索し、毎回見に来て頂きまして
ありがとうございます。

飯田下伊那で雨漏り110番飯田店の
店長兼雨漏り診断士をしています宮下です！

雨漏りが起きる原因は経年劣化にて起きるものと
施工面、特に複数の取り合い（仕上がり）で
起きるもの、まだ技術の追及が途中の場所、
建物に影響を与える雨風等など原因が
一つとは限りません。

今の新築の建物は「住宅瑕疵保責任保険」の
設計施工基準を基に施工を行う事で
雨漏りの問題は減っては来ていますが、
昔とは違った建物の考え方により雨漏りが
起きる場所も変化してきています。

お客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に
このブログでは雨漏りが起きる危険個所や
実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく解説して
お客様にわかってもらい、雨漏りから住宅や
建物を守る為の知識の場にしたいと思います。

前回に引き続いての話となりますが、瓦屋根の
雨漏りについての続きになって行きます。

シーリングを除去して、瓦の下の防水紙、
瓦桟の状況を確認しますと雨水が入った形跡が
連絡を頂いてから3日空けた状態でも
確認が出来ました。

さて、今回新たに分かった事があります。
軒先の巴瓦を外して状況を確認後に
再度並べて銅線で結束して復旧をした
所…5枚程度並べた段階で最後の１枚が
次の瓦に届いていない状況!?

瓦の形状で切込みが行ってある部分は
ほぼ隣の瓦と接する状況の中で
重なり（働き幅）の確保と止水の状況を
つくる様になっています
↓図面をご覧ください。このような感じに
なって行きます。

さて、次の瓦まで届かない状況になると
どうなっているのかと言うと…
葺く際に伸ばして葺いているという事！
つまり既定の働きを延ばすという事。

ですから隙間が多くなったりする原因を
作り出しています。
なぜ伸ばすのか？それは依頼したお客様には
わかる事のない施工者側の都合です！
これは本来起きる事のない状況を
新築当時に作ってしまった事なのです。

わかりえた事実はお客様には伝えますが
改修は最小限に抑える様に考えて行きます。

お読みになって頂き、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。

雨漏りはお客様の大切な財産を傷めてしまいます。
早期に気づき、原因を調査、発見をする事で
被害を最小限にする事ができます。

ですから…
雨漏りが起きたら雨漏り診断士がいます

２３－０２２４までお電話を！
またはお問合せボタンをクリックして下さい。

宮下板金工業有限会社
代表取締役　宮下　隆行
（雨漏り診断士　登録 22-0127）

住所　〒395-0821
長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間　午前8時～午後5時
定休日毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号 0265-23-0224
E-mail 　amamorishindanshi99710224@gmail.com

Follow me!

コメントをどうぞ