飯田市の新規のお客様、「雨漏り、雨漏り診断士、原因調査」等のキーワードで当店のWEBサイトを検索して定期的に更新をしているブログを見に来て頂きありがとうございます。

「もしかしたら雨漏り!?」天井、床、窓枠に普段見た事がない現象が起きていたら…それは雨漏りかも!?雨漏りを放置する事はお客様自身のお宅を傷めてしまう事につながってしまいます。このブログでは雨漏りにつながる実情や事象を発信しているブログになります。

◎防水紙(アスファルトルーフィング)に穴が開いていた

まずこちらの画像2枚をご覧ください。

画像は瓦屋根(乾式工法)の防水紙と桟(引掛け)になっております。画像を示した部分を確認してもらうと防水紙に穴が開いているのがわかると思います。瓦屋根は一枚一枚の働きを合わせながら葺き重ねていく工法となっています。規定となる屋根勾配である事は原則守ることではありますが、瓦自体は昔と今では若干違います。その違いは生産にあります。特に焼き物である瓦は焼の温度が現在は一定になってきた事です。昔に比べて製品が均一化をされてきた事です。

しかし昔(約40年ほど前)は均一化が出来ていない瓦が多かったことも事実である事、また瓦本体にある水返し、釘穴の成型等の今ではより雨水の浸入が起きにくい製品になっていない事から雨の降り方、風の向きや強さによって重ね部分より雨水が浸入し、防水紙に雨水が入り込む現状も確認がされています。

その為に次のような状態が起きました。画像2枚をご覧ください。

○穴が開いてしまう理由は…多くの瓦屋根に起きている

次の画像をご覧ください。

今の瓦の施工と材料の違いですが、瓦自体は先にも述べましたが製品の規格が均一化されたことでより精度が良くなってきています。しかし以前何が違っていたかというのは、乾式工法で大事な部分である瓦桟になります。

最近地元での仕事をする中で、お客様の屋根に昇り確認をする機会が多くなっていますが、30年以上経過をしている瓦屋根の瓦桟は厚みが薄い事が共通しています。

⦿現在の施工は変わっている

今現在の状況はどうなっているかというと…瓦桟は規格化された木材で寸法も以前より厚みを増して瓦の爪がしっかりと掛かり、更には爪が防水紙(アスファルトルーフィング)に穴が開くようなことが起きなくなりました。また、雨水が仮に浸入した場合に途中で止まらない様に瓦桟を取り付ける前に垂木部分に取り付ける“木ずり”と呼ばれる縦方向の部材を入れて施工をしているようです。

瓦自体も和瓦のほかに平瓦、洋瓦とバリエーションが増えて、重なり部分の水返しなども以前より良くなってきていることを確認しています。

□まとめ

築年数が経過した瓦屋根については、まず確認する場所は棟瓦、降り棟、鬼などの状態を確認することと、平部の瓦をめくり下の状態を確認することをお勧めします。葺きかえることばかりが前提でなく、確認して維持をすることを考えてもらいたいと思います。

◇雨漏り診断士からお客様へ

お客様の疑問!

「雨漏りが起きるのはなぜか?」
「住宅の雨漏りの昔と今の違いは何か?」
「住宅の時代変化で雨漏りの場所が変わってきた」

雨漏り診断士がお客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に、このブログでは雨漏りが起きる危険個所や実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、原因や予防策を詳しく解説する中で、お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場になります。

雨漏り110番飯田店 
店長、雨漏り職人 宮下 隆行 (雨漏り診断士 登録 22-0127)
宮下板金工業有限会社 代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1 
営業時間 午前8時~午後5時
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