雨漏り110番飯田店の店長兼雨漏り診断士の宮下です!
今回調査で伺いました屋根ですが、金属の屋根と
木の板(屋根用の製品)を使った組み合わせによる
ものになっています。この場合気をつける部分は
隣り合わせになる部分です。
隣り合わせも横の場合、水上部分、水下部分と
ありますが…特に横のつなぎ部分と水上のつなぎに
なります。今回の場合、今説明をした部分が
原因で雨漏りが起きています。
この木の板屋根は板を貼る前に粘着性のある防水紙を
使っていますが、防水紙をどう取り合いで
つないでいるのか?木の板屋根を貼る際の横に使って
いる桟木は本来必要なのか?
この仕様の屋根について調べてみましたが少々疑問が
あります。桟木を打つ方法は瓦も同様ですが
瓦と木の板屋根では屋根材自体の耐用年数が
違います。今回の場合、雨漏りの原因のもう一つが
製品の耐用年数と修繕によります。
住宅と違い規模が大きい建物はメンテナンスの費用が
掛かる事と雨漏りが起きた場合の被害が大きくなる
事があります。
今回対応はさせてもらいましたが、現状結論を
どう出すのかが問題になりそうです。
雨漏りが起きたら雨漏り診断士がいます