こちらのブログは雨漏り診断士の私が書いております。

         

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雨掛かりや紫外線のあたり方を理解した上で使う

写真2枚続けてご覧ください。

壁に取り付けられている部材名称ほか
木材の腐朽や雨水侵入が見られる窯業系サイディング

写した画像は外壁に取付けられている木材の
状態を示しています。
意匠的には”真壁”に似せたようになっています。

施工的には外壁の1階部分の窯業系の3×10板が
貼り終わり、2階部分のモルタル壁が完了し
塗装が施された後に取り付けられています。
取り付け後に壁との取り合いにはシーリングの
処理が施されています。

木下地は施工後の塗装では養生等が難しい事から
先行して塗装をするのが通常の考え方になります。

さて、屋根も含めて風雨や紫外線があたる壁ですが
このような仕上がりで懸念がされるのが、窯業系の
壁とモルタル壁に接する木下地の境い目と木下地の
維持管理になりますが、先ほどの説明でもしましたが、
木下地と壁の境目は本来隙間があります。

その隙間を埋めて行く為にシーリング処理が
行われています。シーリングが切れた場合には
木下地の内側に雨水が侵入して行きます。


定期的なメンテナンスが必要になる

先ほどの現状の説明から、維持管理はどうしても
必要になります。
写真の様に維持管理の時期を逃したり放置したり
してしまうと、木下地は腐朽が進んでしまい
その状態が続いてしまうと窯業系の壁とモルタル壁の
方へも影響が出てしまいます。

また懸念がされる部分は、木下地が水平に
取り付けられている部分が、壁の継ぎ目になって
いる場合には雨水が侵入した場合には壁内に
雨水が入り込んで構造材への大きな影響が
出る事も懸念されます。

このような壁の場合には今まで説明を行った事を
中心にお客様自身でもチェックし確認が出来るかと
思いますので一度見て下さい。


雨漏り診断士からお客様へ

雨漏りが起きてしまうのはなぜか?

最近の建物での雨漏りの現状は
     どうなっているのか?

お客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に
このブログでは雨漏りが起きる危険個所や
実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、
原因や予防策を詳しく解説する中で、
お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、
雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場に
したいと考えます。

危険個所画像①、②

雨漏りが起きやすい場所
最近雨漏り事故の報告が多い場所

        

雨漏り診断士の私が対応していきます。

雨漏り110番飯田店
店長 宮下 隆行
(雨漏り診断士 登録 22-0127)
宮下板金工業有限会社
代表取締役 宮下 隆行

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