飯田市、下伊那、長野県の新規のお客様、「住宅、建物、雨漏り、劣化、欠陥、雨漏り診断士、原因調査、飯田市」等のキーワードで当店のWEBサイトを検索して定期的に更新をしているコラムを見に来て頂きありがとうございます。

「もしかしたら雨漏り!?」天井、床、窓枠に普段見た事がない現象が起きていたら…それは雨漏りかも!?雨漏りを放置する事はお客様自身のお宅を傷めてしまう事につながってしまいます。このコラムは雨漏りにつながる実情や事象を発信しているものになります。リフォーム、リノベーションを行う場合であっても雨漏りの浸入となる原因が特定できていないと先には進められません。安易な考えで修理を行ったとしても雨漏りを止めることが出来ない事実も紹介していきます。

◎ハウスメーカーの商品であっても起きてしまう

今回屋根の改修工事と外壁の塗装工事を行う案件でお客様がお持ちのお宅を調査させてもらいました。お宅はハウスメーカー大手のP社になります。しかし、築25年近く経過をしている為に今現在の仕様や考え方とはかけ離れている現状です。今回お客様のところで確認した部分に関しては現在の建物でも残っている状況ではありますが、お客様自身が気付かれていない危険と思われる部分でもあります。

写真3枚ご覧ください。

写真3枚の部位は

ルーフベランダ笠木と化粧見切り
笠木壁止まり
外壁入隅部分クラック(ひび割れ)
  1. ルーフベランダ笠木と化粧見切り
  2. 笠木壁止まり
  3. 外壁入隅部分クラック(ひび割れ)

それぞれに危険な部分や改善すべき事については、次の場所で解説をしながら進めて行きます。

○雨漏りが起きやすい場所を理解して修理を行う

写真❶ですが、雨水か浸入し雨漏りにつながる部分は笠木と壁見切りとの境目部分にシーリングの処理が施されている部分です。建築後当初シーリングはされていない状態だったと思われます。途中でシーリングが必要になったのは雨水が浸入したことからだろうと仮説を立てます。しかしおかしいのは笠木の幅に問題があります。本来は壁見切りより笠木の幅が上回っていないと写真の様にシーリング処理を行わないと雨水は浸入する状態になります。

次の写真❷ですが、近年の建物で危険個所として言われているのが、笠木の壁止まりになります。写真の笠木は壁に当たる形で終わっている為にシーリングの処理が必要になります。当時は通気工法でない為に仕上がりの壁に対して当てる形での納まりの為にシーリングに頼るようになります。ではシーリングが切れたら…雨漏りにつながりベランダ部分の壁内に雨水は浸入していきます。

最後の写真❸ですが壁の入隅部分ですがわかりやすく塗膜や壁材にクラックが入っています。雨掛かりが起きたらどうなるでしょう?雨水は浸入してしまいます。

最終的にこの案件で修理が可能になれば危険個所は改善できると思います。

●現在では通気工法を使うことで雨水の浸入をコントロールしています

今の住宅は外壁面の内側には通気層を設けることが主流になっています。空気を通わす構造にすることの他に、サッシや外壁、ほかの取り合いから雨水が浸入した際に、通気層内で雨水が止まることで更に内側への雨水浸入を防ぐようになっています。

しかし、気をつけることは透湿シートの貼り方になります。特に入隅になるところの重なり、具体的に言うとルーフベランダの壁止まりはいまだに雨漏り事例が多い場所になります。

□まとめ

基本的な考えですが、シーリングでは雨水浸入を止めることは出来ません。シーリングが永久に状態を維持できないことが原因になります。施工を正しく行うことはもちろんではありますが、定期的な状況を管理して補修することが必須になります。

シーリングに関しては長くお客様が心配をしなくてはいけない場所になります。

◇雨漏り診断士からお客様へ
お客様の疑問!
「雨漏りが起きるのはなぜか?」
「住宅の雨漏りの昔と今の違いは何か?」
「住宅の時代変化で雨漏りの場所が変わってきた」
「雨漏りの原因は雨仕舞の不備」
「雨漏りは簡単には直す事が出来ない」
「雨漏りの原因、浸入口を探さなくてはいけない」

雨漏り診断士がお客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に、このコラムでは雨漏りが起きる危険個所や実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、原因や予防策を詳しく解説する中で、お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場になります。

雨漏り110番飯田店
雨漏り職人 宮下 隆行 (雨漏り診断士 登録 22-0127)
宮下板金工業有限会社 代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日   毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
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