どこから雨水は浸入し、天井の雨シミ、雨漏りにつながったのか②

飯田市、下伊那、長野県の新規のお客様、「住宅、建物、雨漏り、劣化、欠陥、雨漏り診断士、原因調査、飯田市」等のキーワードで当店のWEBサイトを検索して定期的に更新をしているコラムを見に来て頂きありがとうございます。

「もしかしたら雨漏り!?」天井、床、窓枠に普段見た事がない現象が起きていたら…それは雨漏りかも!?雨漏りを放置する事はお客様自身のお宅を傷めてしまう事につながってしまいます。このコラムは雨漏りにつながる実情や事象を発信しているものになります。リフォーム、リノベーションを行う場合であっても雨漏りの浸入となる原因が特定できていないと先には進められません。安易な考えで修理を行ったとしても雨漏りを止めることが出来ない事実も紹介していきます。

◎瓦屋根をめくり原因を確認する

前回のコラムの続きになります。

どこから雨水は浸入し、天井の雨シミ、雨漏りにつながったのか①

雨漏りが起きた天井の上部に当たる瓦谷付近の瓦をめくってもらい確認作業に入りました。実はこちらの瓦屋根ですが、葺き直しを行いました屋根になります。現在使われています瓦屋根は一枚ずつ釘止めを行うことから簡単にめくることは出来ません。その為に瓦の専門業者の方に依頼をしました。瓦屋根がめくれた状態で確認を行ったところ…

瓦屋根と鋼板屋根の取り合いに通常でない状況は確認できました。棟板の止まりが少し足らない状況になっている事。その部分に雨樋の改修を行った際に取り付けた鼻隠しの鋼板巻が棟板の内側に入り込んでいました。

本来は施工の順番上は起きない事ではありますがこの状況であっても雨漏りが起きる事は考えにくいと思います。雨水の流れる経路をなくして行く為に、鼻隠し巻きを途中で切断し、入った雨水を棟板側に行かない工夫と瓦谷から入った雨水が谷部を通って棟板側に入ってこない様に処置をして写真の様な形に納まりました。

さて、次の写真をご覧ください。

今回平瓦をめくった事でわかった事実として防水紙に雨水が伝わった痕跡が残っている事が確認出来ました。

〇原因の仮説を立てて様子を見る

さて今回、雨漏りの痕跡を確認が出来た屋根上の場所は写真でします部分になります。

仮に平瓦から雨漏りが起きた場合ですが、防水紙の上を流れた雨水は瓦桟まで伝わり

今回の鼻隠し巻きに入り込んで伝わり雨漏りになったと考えます。

しかし瓦屋根の雨漏りがどこから起きたのか?

次の写真をご覧ください。

仮説を立ててみました。雨漏りが起きやすい場所の一つとして考えてみました。雨水の浸入した部分は降り棟の部分が考えられました。画像ではわかり
にくいかと思いますが、白セメントが崩れてしまっている状態がわかります。平瓦は降り棟の部分では斜めに切断を行い、降り棟の瓦が取りつくように金物が取りつき、雨水が浸入しないように白セメントでしっかりと埋めていきます。

その白セメントが崩れてしまうと…雨水の浸入につながります。

●雨水が浸入してしまえば…

表からでは見えない部分に水溜まりとなり、今回のように瓦桟を止付けている部分は防水紙を貫通しています。貫通したところから雨水は入り、小屋裏に雨漏りとなる状況になっていきます。今の新築での施工方法では瓦桟は必ず横方向になることから水止めになります。その為に縦方向の下地を行ったところに瓦桟を打ち付けて、仮に雨水が浸入しても流れ落ちていく経路を確保する方法になっています。

□まとめ

現在、瓦屋根の点検を行う際に和瓦葺きの場合にはめくり、瓦桟と防水紙の状態を確認しております。確率的に雨水が浸入して、雨漏りが起きているケースは何例か確認が取れています。施工自身はより良くはなっています。しかし、台風や地震等で崩れ落ちてしまう瓦屋根については定期的な確認やメンテナンスが必要なこともわかってもらいたいと思います。

◇雨漏り診断士からお客様へ
お客様の疑問!
「雨漏りが起きるのはなぜか?」
「住宅の雨漏りの昔と今の違いは何か?」
「住宅の時代変化で雨漏りの場所が変わってきた」
「雨漏りの原因は雨仕舞の不備」
「雨漏りは簡単には直す事が出来ない」
「雨漏りの原因、浸入口を探さなくてはいけない」


雨漏り診断士がお客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に、このコラムでは雨漏りが起きる危険個所や実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、原因や予防策を詳しく解説する中で、お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場になります。

雨漏り110番飯田店
雨漏り職人 宮下 隆行 (雨漏り診断士 登録 22-0127)
宮下板金工業有限会社 代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
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