意匠部分の危険な場所→「胴差(どうさし)」 

雨漏り110番飯田店の店長兼雨漏り診断士の宮下です!
窯業系サイディングの貼り分け部分や飾りに付いている
「胴差」と呼ばれる飾り部分ですが、この部分は
施工上の処理の仕方で雨漏りが起きたり、
傷んで取り替えたりしやすい部分です。
壁 胴差 飾り

この胴差が付く部分は主にこの部分になります。
木造 軸組 胴差

建物の横材(桁)部分に付くのが主流です。
この部分に取り付ける場合に、材料には窯業系
金属系、木下地+板金仕上げの3種類があると思います。
1番目と2番目は外壁を一旦貼った上で取付ますので
外壁と胴差の取り合いはコーキング処理になります。

1番目の窯業系については外壁が金具止めをしている
のに対して…表から釘止めをします。しかも表面の
塗装のみの為に裏側は無塗装です。その為に
取り合いのコーキングが切れた場合には
雨水は内側に入ります。
胴差 雨仕舞 防水

その部分のコーキングが切れるということは…
他も切れているという事。だから雨漏りが起きやすい。
気づかなければ雨水はその部分から侵入して、
内部に入り込みます。

意匠的に使うにはかなり考えないと怖い部分です。
雨漏りが起きると、雨水の浸み方も変わり
表面までの出かたも変わってきます。

お客様の家にはこのような胴差ついていますか?

確認してみてください。
2階の窓から見られるものもあります。
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