モルタル壁に取り合う庇の鋼板屋根の雨仕舞

飯田市、下伊那、長野県の新規のお客様、「住宅、建物、雨漏り、劣化、欠陥、雨漏り診断士、原因調査、飯田市」等のキーワードで当店のWEBサイトを検索して定期的に更新をしているコラムを見に来て頂きありがとうございます。
「もしかしたら雨漏り!?」天井、床、窓枠に普段見た事がない現象が起きていたら…それは雨漏りかも!?雨漏りを放置する事はお客様自身のお宅を傷めてしまう事につながってしまいます。このコラムは雨漏りにつながる実情や事象を発信しているものになります。リフォーム、リノベーションを行う場合であっても雨漏りの浸入となる原因が特定できていないと先には進められません。安易な考えで修理を行ったとしても雨漏りを止めることが出来ない事実も紹介していきます。


◎外壁と屋根(庇)が取り合う雨漏りの事例が多いケース

まずはこちらの画像2枚からご覧ください。

住宅に限らずこのような形の仕上がり方はあります。庇や下屋などが外壁に取り合う部分での雨漏り事故は多く上がっています。当店でも実際雨漏りが起きた事例を確認し対処したこともあります。
雨漏りが起きやすい原因として、専門業種の多くが関わる部分になることです。その業者は大工、屋根、外壁(サイディング、左官)、防水(シーリング)が主になります。施工手順にも大きく関わりますが、そもそも相互の関連性について検討をすることなく施工してしまう事に問題があります。現在、瑕疵保険で保険会社が決めたマニュアルがありますが、業者だけが守れば良い事でもないのが実情です。実際には施工業者の管理の元で完成し引き渡される住宅や建物で起きる事故ですので、本来建設業の構造的な問題になるかもしれません。
さて今回雨漏りが起きることが想定される原因について仮説を立てて確認をして行きたいと思います。


○双方に縁切りを行う施工が必要である

次の画像をご覧ください。

画像は先ほどの部分を更に拡大した状態で部材名称を加えてありますので、その画像を使って危険性を解説してみたいと思います。
注意をしたい部分は横葺のハゼ、唐草(軒付)、モルタル壁のクラックになります。モルタル壁のクラックに関しては経年の劣化や建物の揺れ等が起因して起きることでもありますが、注意すべき施工の部分でも最初から関わるところでもあります。まず現状を考えると鋼板屋根とモルタル壁が接する所を注目いただきたいです。


本来、鋼板とモルタルと接する部分には毛細管現象が働くような細い隙間があります。屋根材、唐草がモルタル壁の中に塗り込められているのがわかるかと思いますが、屋根材は壁の中で立上げがされて入れ雨水がそれ以上中に入らないように施工はされていますが、浸入した雨水は先端の唐草の方に向かい、最終的にはモルタル壁の内側に雨水は浸入したままになります。次の画像2枚をご覧ください。

屋根材の立ち上がり加工や唐草、鼻隠しの鋼板巻も壁際で返しの加工を行うものの、伝わって行く雨水を止めることは出来ません。特に屋根部分は雨水が掛かりやすい場所になる為に壁の立ち上がりはモルタル壁より離す形で水切りが出来るように考える為に木下地等を使うことも必要になります。屋根は勾配があり基本的には水上から水下へと流れ落ちますが、風が吹けば横葺のハゼや唐草を伝わり入る可能性も必ずあります。
危険を回避するために施工面の見直しは必要になります。そこに専門業者すべてが関わるようになります。


●定期的な確認を行うことが必要である
 

施工を行ってから定期的に外壁表面や屋根の表面を観察することは常に必要になります。例えば最近気になるのは窯業系サイディングの表面がコケ状(緑色)になることが見られます。非常に稀なケースですが、原因は追究していく必要があると思われます。
 今回のケースも壁のクラックが見られたらクラック幅や深さ、打音等で確認して行くことが必要になると思います。

□まとめ
 室内側に雨漏りが起きてしまう事はお客様にとって非常に大変な事態です。しかし定期的にメンテナンスをすることもお客様自身の管理下で行うことも必要です。原因が不明なことは本来ないと思います。ただし、表からでは確認ができない為に散水や解体で確認することが必要になります。我々専門業者もより知識や経験を用いて不安個所は減らしたいと考えています。

◇雨漏り診断士からお客様へ
お客様の疑問!
「雨漏りが起きるのはなぜか?」
「住宅の雨漏りの昔と今の違いは何か?」
「住宅の時代変化で雨漏りの場所が変わってきた」
「雨漏りの原因は雨仕舞の不備」
「雨漏りは簡単には直す事が出来ない」
「雨漏りの原因、浸入口を探さなくてはいけない」

雨漏り診断士がお客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に、このコラムでは雨漏りが起きる危険個所や実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、原因や予防策を詳しく解説する中で、お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場になります。

雨漏り110番飯田店
雨漏り職人 宮下 隆行 (雨漏り診断士 登録 22-0127)
宮下板金工業有限会社 代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日 毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号 0265-23-0224 →不在の場合には携帯電話に転送されます。

今では少なくなってしまった真壁での雨漏りの現状

飯田市、下伊那、長野県の新規のお客様、「住宅、建物、雨漏り、劣化、欠陥、雨漏り診断士、原因調査、飯田市」等のキーワードで当店のWEBサイトを検索して定期的に更新をしているコラムを見に来て頂きありがとうございます。
「もしかしたら雨漏り!?」天井、床、窓枠に普段見た事がない現象が起きていたら…それは雨漏りかも!?雨漏りを放置する事はお客様自身のお宅を傷めてしまう事につながってしまいます。このコラムは雨漏りにつながる実情や事象を発信しているものになります。リフォーム、リノベーションを行う場合であっても雨漏りの浸入となる原因が特定できていないと先には進められません。安易な考えで修理を行ったとしても雨漏りを止めることが出来ない事実も紹介していきます。


◎現在は大壁構造になり、真壁構造のような雨漏りはなくなった

今現在建てられている住宅のほとんどが大壁構造になります。見た目で言えば柱や梁、筋交いなどの構造材が見えているか見えていないかになります。
参考に次の画像を数枚見てもらえるとわかるかと思います。

柱や梁(桁)などが表面上見えている状態は何を示しているのかといえば、雨掛りがした後に木材の表面がどうなるかという事を示すことや経路によっては室内や外部で雨漏りにつながっていることを言っております。
さて大壁構造は一変して真壁とは違い構造材を外壁材等でみ得ない状態にするようになっています。外壁等で構造材が隠れてしまうので、真壁のような雨掛りは起きません。また一般的には地震などで言われております耐震等級という考え方から言えば、より今が大壁構造になる状況を示しています。
見た目の真壁のような考えも大壁構造の上に柱や梁などの見た目につながるような施工方法も考えられますが、費用面で敬遠されているのが現状だと考えます。


○真壁構造は雨漏りがわかりやすい。大壁構造の雨漏りは確認しづらい


真壁の雨漏りは柱を伝わってくることから、雨水が浸入して雨漏りが起きていることがすぐ確認は出来ます。その点では良いと考えます。

対処の方法としては真壁から大壁にしてしまう事で大幅に解消が可能です。
それに対して大壁構造になると少し厄介なのは表からでは雨水の浸入した状態が確認できず、室内側に出て初めてわかります。ただし、大壁構造の場合には外壁、サッシ、設備機器等の外壁を貫通させている部分や製品の継ぎ目に用いていますシーリングの劣化等で起きることはずいぶん知られています。サッシなども昔は外付けサッシが主流でしたが、近年では半外サッシが主流になっています。
外壁面からサッシの枠が出ていることで起きる雨漏りの事故も止まることはありません。ただし、通気工法を用いることで2次防水に当たる透湿防水シートが室内側に雨水浸入が起きないようにしています。しかし、その透湿防水シートとサッシの周りには防水テープを用いないと雨水の浸入は止めることは着ない現状がいます。


●早く手を打って直していくようにしないと維持が出来ない

構造についての考え方や気をつけるべき点についてはわかってもらえるかと思いますが、そもそも劣化が進んだ状態の中でいつ修理をおこなうのが良いのか?
雨漏りが起きてからでも困る。雨漏りの原因がわからず修理するのも困る。
早めに手を打つ大切さはわかってもらいたいと思います。

□まとめ
お客様自身が自宅のことについてすべてを知っていることはありません。しかし、目で見て不思議と感じることに関して我々専門業者は応えていかないといけません。今や住宅ローンが終われば家の役目が終わるというような考えがあるようですが、家は維持管理や世代間で繋げていけば何十年、何百年でも持つだろうと思います。また、その資産価値も維持管理の仕方で得られると考えます。

◇雨漏り診断士からお客様へ
お客様の疑問!
「雨漏りが起きるのはなぜか?」
「住宅の雨漏りの昔と今の違いは何か?」
「住宅の時代変化で雨漏りの場所が変わってきた」
「雨漏りの原因は雨仕舞の不備」
「雨漏りは簡単には直す事が出来ない」
「雨漏りの原因、浸入口を探さなくてはいけない」

雨漏り診断士がお客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に、このコラムでは雨漏りが起きる危険個所や実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、原因や予防策を詳しく解説する中で、お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場になります。

雨漏り110番飯田店
雨漏り職人 宮下 隆行 (雨漏り診断士 登録 22-0127)
宮下板金工業有限会社 代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日 毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号 0265-23-0224 →不在の場合には携帯電話に転送されます。

軒天井に起きている塗装膜の膨らみが何を示しているのか?

飯田市、下伊那、長野県の新規のお客様、「住宅、建物、雨漏り、劣化、欠陥、雨漏り診断士、原因調査、飯田市」等のキーワードで当店のWEBサイトを検索して定期的に更新をしているコラムを見に来て頂きありがとうございます。
「もしかしたら雨漏り!?」天井、床、窓枠に普段見た事がない現象が起きていたら…それは雨漏りかも!?雨漏りを放置する事はお客様自身のお宅を傷めてしまう事につながってしまいます。このコラムは雨漏りにつながる実情や事象を発信しているものになります。リフォーム、リノベーションを行う場合であっても雨漏りの浸入となる原因が特定できていないと先には進められません。安易な考えで修理を行ったとしても雨漏りを止めることが出来ない事実も紹介していきます。


◎RC造のマンションで起きている雨漏り!?

まずはこちらの画像をご覧ください。

3階建てのマンションになります。注目いただきたい場所は各階にありますベランダになりますが、特に見てもらいたいのは3階のベランダの上部(その上は屋上になります)の塗装膜の状態です。塗装の膜は広範囲にわたり膨らんでいるのが見て取れます。この状態が何を示しているのか…雨漏りなのか!?
次の画像をご覧ください。

こちらの画像は2階部分のベランダの上部になります。3階と同じ状況になっていますが、膨らみの箇所は少なくなっています。しかし、雨漏りは起きている可能性を疑います。状態は違えども屋上、ベランダの仕上がりは防水になっています。防水の施工方法については一般的にシート防水、アスファルト防水、ウレタン防水、FRP防水があります。ここの施工方法の良し悪しについては別で設けて解説はしたいと思います。
今回の事案ですが、RC構造の建物ですが意匠はタイル貼や外壁塗装などがありますが、天井などの上部は施工上塗装が多くなります。その塗装の膜が膨らんでくることは通常ではありません。塗料の材料は大きく分ける形で弾性、微弾性、硬質などがあります。使用する場所で変えます。今回のような形で現れるのは躯体内に水分が浸入したこと、その水分が塗膜内に残ったことで起きた膨らみになるかと仮説を立てます。
いずれにしても上部になる屋上防水、ベランダの防水に何か瑕疵が認められると思われます。


○屋上防水の表面、排水口の状態、外壁面との境目の確認

次の画像をご覧ください。

屋上の確認には同じタイプの屋上の画像を参考にお願いします。3回共用廊下から上に上がる点検口があります。ここを使って上に昇れば屋根の状態を確認ができます。どの仕上げの防水であっても表面の劣化状態、雨水の流れ方、排水口廻りの状態などの視点で確認ができます。
防水の施工方法により表面の状態は変わりますが、今回のようなウレタン防水もしくはFRP防水の場合には表面の塗膜の状態を細かく見て行くことが必要です。また、表面に付いています汚れも合わせてみて行くと良いかと思います。塗装の表面は屋根、外壁であっても施工当初は艶があり、水はけの状態になっています。風雨や紫外線により劣化が進んで水はけも当初より悪くなってきます。

施工で考えて行くと平面と立ち上げり、また入隅で気を遣う事になります。特に入隅は刷毛塗りやローラー塗りなど細かく行わないとRCの躯体自体のひび割れの影響で防水層が切れることも考えられます。平面での事故は少ないとされています。
残りは外壁面の仕上げとの境目、入隅、排水口廻りはよく確認が必要だと思います。


●定期的な確認やメンテナンスは必要になる

所有されますお客様自身でも可能な限りは自身で見ていただくこともおすすめはしておきます。ただし危険個所がありますのでお気をつけください。
しかし、資産価値を維持して行く為には定期的に状況を確認してもらうこととメンテナンスをすることは必要になります。現状を見ているとメンテナンスをする時期がかなり遅れてしまう事が多く、大規模な修繕になるケースを見ることが多いです。賃貸の場合はトラブルが起きてしまうと借主の所有物に影響が出ることから特に雨漏りは危険となるでしょう。

□まとめ
今後賃貸の経営を行うお客様は、管理会社にすべてを任すことがない様に自身で出来る事は行う必要があると思います。特に雨漏りにつながる屋根や外壁、サッシ廻り、設備機器付近に関する必要な知識は集めておくことが大事だと思います。今回のような防水もすべて改修することでなく、定期的な上塗りを行うことで長期維持も可能になります。

◇雨漏り診断士からお客様へ
お客様の疑問!
「雨漏りが起きるのはなぜか?」
「住宅の雨漏りの昔と今の違いは何か?」
「住宅の時代変化で雨漏りの場所が変わってきた」
「雨漏りの原因は雨仕舞の不備」
「雨漏りは簡単には直す事が出来ない」
「雨漏りの原因、浸入口を探さなくてはいけない」

雨漏り診断士がお客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に、このコラムでは雨漏りが起きる危険個所や実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、原因や予防策を詳しく解説する中で、お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場になります。

雨漏り110番飯田店
雨漏り職人 宮下 隆行 (雨漏り診断士 登録 22-0127)
宮下板金工業有限会社 代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日 毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号 0265-23-0224 →不在の場合には携帯電話に転送されます。

お客様は気づいているのか?雨漏りが起きている屋根の現状と懸念される状況

飯田市、下伊那、長野県の新規のお客様、「住宅、建物、雨漏り、劣化、欠陥、雨漏り診断士、原因調査、飯田市」等のキーワードで当店のWEBサイトを検索して定期的に更新をしているコラムを見に来て頂きありがとうございます。
「もしかしたら雨漏り!?」天井、床、窓枠に普段見た事がない現象が起きていたら…それは雨漏りかも!?雨漏りを放置する事はお客様自身のお宅を傷めてしまう事につながってしまいます。このコラムは雨漏りにつながる実情や事象を発信しているものになります。リフォーム、リノベーションを行う場合であっても雨漏りの浸入となる原因が特定できていないと先には進められません。安易な考えで修理を行ったとしても雨漏りを止めることが出来ない事実も紹介していきます。


◎外壁の表面に起きている雨水の乾いた跡は雨漏りになります

まずはこちらの画像をご覧ください。

外壁の表面を写した画像になります。よく見てもらうと軒天井から流れ落ちている跡がわかると思います。これは雨漏りが起きて外壁の表面に残った現象になります。次の画像は引いた形になりますが、外壁に起きている雨筋の状態がどこから来たのかを示しているので続いて解説をして行きたいと思います。


 屋根の左側には軒天井から降りてきた竪樋が確認できますが、その位置から想定しますと金属パネル側の方に内樋があると考えます。という事は外壁側が水上となり雨仕舞になります。今回の画像には屋根上の状態がないことから考えられます事で仮説を立てて行きますが、外壁の雨仕舞が外壁先行で行われたのか後で行われたかで大きく変わりますが、この雨漏りの状態から想定しますと外壁の施工が行われた後での雨仕舞になっていると思われます。


後付けで雨仕舞が行われた場合に、外壁と雨仕舞の境目には三角シーリングが行われるパターンが多くなります。金属パネル自体も外壁に取り合う部分は目地シーリングが行われます。シーリングが劣化した場合にはどうなるかというと…最初の画像の様になります。


○屋根上の手入れと施工方法が問題になり、雨漏りの状態が続く

施工上の問題は施工をする上で必要な工程や施工図による安全な納まりの検討を行うことが通常では必要になります。仮に工程や納まりが順序とおり行かないケースがあった場合には最新の注意と払い雨仕舞と施工に努めていく必要があると考えます。
 今回の場合には、定期的な点検が施工業者によって必要となると思います。雨漏りが連続して起きてしまうと他の場所に影響が出始めてしまいます。外壁を伝わる雨漏りの先はシャッター開口であることから降雨時に雨漏りが起きると庇下であっても上から雨が落ちてくる現象があり、庇下での作業に支障が出てきます。

●この先手入れを必要としている金属パネルの目地シーリング

次の画像をご覧ください。

こちらの画像は金属パネルの目地のシーリングの状態を示しています。
この状態が何を示しているのか?雨水が浸入する状況になります。次の画像を参考に見てもらいますが、一般的な金属パネルの内側の状態を写したものになります。使われます素材によっては目地部の施工方法が違ってきますが、シーリングが切れた部分から雨水が浸入して目地内を移動して、ビス付近や縦横の交差部分から室内側に雨水が落ちるようになります。今回の場合には軒天井に落ちることが予想されます。

 この先必要になるのは早期にシーリングの打ち替えを行うことが必要になります。と同時に以前の施工で問題になる部分を改善しておくことが、長く維持する考えになるかと思います。シーリングについては劣化が起きてしまえば雨水の浸入を起こす原因になるのは現在の住宅や建物でシーリングを多用していることから定期的に直すことが必須になっています。

□まとめ
 金属パネルのシーリングについてはまたの機会に事例を交えて解説を行って行きますが、出来るだけシーリングの劣化による雨漏りについては今後考えて行く必要があると思います。特に目地が雨を受けやすい状態になっている場所や屋根や外壁の取り合いになっている時はより考えることが今後の課題になると思われます。

◇雨漏り診断士からお客様へ
お客様の疑問!
「雨漏りが起きるのはなぜか?」
「住宅の雨漏りの昔と今の違いは何か?」
「住宅の時代変化で雨漏りの場所が変わってきた」
「雨漏りの原因は雨仕舞の不備」
「雨漏りは簡単には直す事が出来ない」
「雨漏りの原因、浸入口を探さなくてはいけない」

雨漏り診断士がお客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に、このコラムでは雨漏りが起きる危険個所や実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、原因や予防策を詳しく解説する中で、お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場になります。

雨漏り110番飯田店
雨漏り職人 宮下 隆行 (雨漏り診断士 登録 22-0127)
宮下板金工業有限会社 代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日 毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号 0265-23-0224 →不在の場合には携帯電話に転送されます。

天井に起きている雨漏りの原因は施工のミスになる

飯田市、下伊那、長野県の新規のお客様、「住宅、建物、雨漏り、劣化、欠陥、雨漏り診断士、原因調査、飯田市」等のキーワードで当店のWEBサイトを検索して定期的に更新をしているコラムを見に来て頂きありがとうございます。

「もしかしたら雨漏り!?」天井、床、窓枠に普段見た事がない現象が起きていたら…それは雨漏りかも!?雨漏りを放置する事はお客様自身のお宅を傷めてしまう事につながってしまいます。このコラムは雨漏りにつながる実情や事象を発信しているものになります。リフォーム、リノベーションを行う場合であっても雨漏りの浸入となる原因が特定できていないと先には進められません。安易な考えで修理を行ったとしても雨漏りを止めることが出来ない事実も紹介していきます。

◎室内の修繕やリノベーションを行う際は雨漏りの原因を特定すべき!

まずは画像2枚をご覧ください。

店舗のリノベーションを行う現場を見させてもらいました。既存の天井を見てみると薄っすらと雨漏りが起きたシミの跡が確認出来ました。その近くにあるビスは表面が錆びている状況まで確認が出来ました。この時点で屋根上に何かが起きていると考えました。またこのような状況も確認が出来ました。次の画像をご覧ください。

雨漏り起きている天井の上に更に天井の仕上げを行っている現状です。お客様自身がこの事態を確認することは出来ません。より屋根上の状況を確認しておかないといけないと感じております。続いて次の画像をご覧ください。

画像は防水屋根と外壁との境目を写したものになりますが、いずれの画像に共通することは仕上りが途中で切り替わっていることです。専門業者もその時点で変わっていることになります。仕上げが変わるとしてもその境目は雨水が浸入しやすい部分になります。例えば、外壁が金属サイディングと防水との境目になりますが、外壁を貼る前に防水層はどこまで上がっているのか?また、本来は外壁の水切りを取り付けて雨水を切ることが必要とされている状況でなぜに行われなかったのか?が疑問となります。

続いて外壁がモルタル塗と防水ですが、防水面より外壁面の方に厚みがあるものの、段差部の仕上がりの取り合いは材料の違いから接着することはありません。一般的にはシーリングを施して防水施工を行います。以上の疑問を散水調査で確認をして雨水浸入が無いことを確認した上で室内側の作業に入ることが大切になると考えます。

○雨漏りの原因は簡単な修理では止まることはない!

雨漏りが起きた時に原因を修理する際に用いますシーリング材ですが、充填の仕方やしごき方を間違うと雨漏りは止まりません。今回の防水ですが表面の状態が良いと判断をした場合に表面に再度塗り重なることも可能ではありますが、懸念箇所を修理しておかないと意味を持たなくなってしまいます。

 ほかに防水面に取合うような後付けされた配管や器具、手摺り、基礎なども確認をする必要があると思います。

●施工前後の作業を専門業者は知らなくてはいけない

 住宅、店舗、工場などの建物は専門業者の前後の工程で出来上がっています。それぞれの専門性を持った業者が前後の仕事のことを考えての作業を行わないと雨漏りの事故を止めることは出来ません。その為には仕事の可視化が必要になるかもしれません。 現在進められています住宅の瑕疵保証ですが、基本は建設会社の管理になっていますが、専門業者も必要な知識として持つことは大事ですが、設計者や管理者も前後の関係を知っておくことが改めて必要だと考えます。

□まとめ

この先、建物を維持していく場合には以前の状況を表側、内側から確認をして直すことは長期に維持するために必要なことであると考えます。その為に必要なことは先にもふれましたが、前後の仕事を理解していくことやお客様に可視化が出来るようなことを常に考えておくことが必要です。ちなみに最近よくあるのがエアコンの設置です。外壁を配管が貫通する際の防水処置です。カバーで見えなくなっていますが意外にきちんとされていないケースがあります。

◇雨漏り診断士からお客様へ
お客様の疑問!
「雨漏りが起きるのはなぜか?」
「住宅の雨漏りの昔と今の違いは何か?」
「住宅の時代変化で雨漏りの場所が変わってきた」
「雨漏りの原因は雨仕舞の不備」
「雨漏りは簡単には直す事が出来ない」
「雨漏りの原因、浸入口を探さなくてはいけない」


雨漏り診断士がお客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に、このコラムでは雨漏りが起きる危険個所や実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、原因や予防策を詳しく解説する中で、お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場になります。

雨漏り110番飯田店
雨漏り職人 宮下 隆行 (雨漏り診断士 登録 22-0127)
宮下板金工業有限会社 代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日   毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号  0265-23-0224 →不在の場合には携帯電話に転送されます。

PAGE TOP