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雨水の侵入は防げていない…木下地の腐れ

まずはこちらの写真をご覧ください。
屋根下り棟の鋼板をめくったらこの状態。
この部分が大きく腐っているのがわかると
思います。

次の写真2枚を見て下さい。

2枚とも棟用の木下地(ヌキ18×90)が湿ったり
腐っている状況がわかるかと思います。
この状態が意味する事は…

このような修理を行っている理由として
風で鋼板の棟板が飛んでしまったか!?
下り棟(隅棟)からの雨漏り!?
が考えられて両方ともそのような理由で
修理をする事が多いです。

さて、この屋根は化粧スレートと呼ばれる
屋根材で約90㎝×45㎝程度の大きさの板を
重ね葺して行く工法で、棟部は材料を斜めに
カットして、その後木下地を留めて鋼板で
加工した棟板をかぶせて完了します。

施工面での改善は出来るのか?これからの課題

次の写真を確認願います。

写真の解説の通り、雨水は素直に上から下へ
流れ落ちる場合がほとんどですが…
風の影響で棟部の方に伝わる事が
あります。伝わる雨水が棟部の合わせ目まで
到達しない様に屋根材を大きく切り欠き
しておきます。

切り欠きをすれば問題がないわけでもない
様です。現実には木が腐り、棟板が飛ぶ事態に
なっている訳です。切り欠きの幅をどこまで
するのが良いのか?
屋根材を葺く際に残りの状態により変わって
行きます。

その状態がわかる中でこれからもこの施工法が
有効化は疑問です。
この部分は鋼板屋根とは大きく違ってきます。

もう少し事象を検証して考え直してみたいと
考えます。雨水の侵入の他に今後はほこりにも
注意しないと行けなくなりそうです。
これは金属屋根にも関わってきます。

雨漏り診断士からお客様へ

雨漏りが起きてしまうのはなぜか?

最近の建物での雨漏りの現状は
どうなっているのか?

お客様の住宅や建物を雨漏りから守る為に
このブログでは雨漏りが起きる危険個所や
実際に雨漏りが起きた事例等を詳しく紹介、
原因や予防策を詳しく解説する中で、
お客様には雨漏りの危険性を知ってもらい、
雨漏りから住宅や建物を守る為の知識の場に
したいと考えます。

危険個所画像①、②

宮下板金工業有限会社
代表取締役 宮下 隆行
(雨漏り診断士 登録 22-0127)

住所 〒395-0821
長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日 毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号 0265-23-0224
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